『ゲーム論文大賞 2022』受賞者が決定

 この度、当社ではゲーム産業の更なる発展のため、15年ぶりとなる「ゲーム論文大賞2022」を開催いたしました。ご応募いただいた方々には、心より御礼申し上げます。
メディアクリエイト論文事務局及び選考委員による選考の結果を以下の通りお知らせいたします。


大賞

該当なし

優秀賞

「国内ゲーム実況ライブ配信におけるチャンネルのコミュニティ的性質の統計分析」

配信技術研究所株式会社
一般社団法人 令和トーナメント 理事 中村 鮎葉

※上記リンクより閲覧いただけます。9月末まで掲載致します。
※当論文に関するお問い合わせはこちらのフォームよりお願いいたします。

総評

 今回の論文募集では、その対象をプロの研究者ではなく、普段からゲーム産業関連の仕事に就いておられる皆様、またはゲーム産業にご興味のある学生の方々にいたしました。いわゆる在野の方々です。従いまして、論旨構成よりも今日性、有用性、発展性に重点をおいた審査となりました。
 ご応募のテーマや内容はほぼ狙いどおりでしたが、その分やや粗さが気になりました。紙幅の関係もあったかもしれませんが、着眼点が興味深いにもかかわらず、検証や結論が甘く、論文としてはいささか物足りない応募が目立ちました。また、全体的に図表類が分かりにくく、図表としての役割を果たしておらず、工夫の余地があるものと思われます。
 今回の応募作にはそれぞれ一長一短があり、大賞については該当作なし、結果的には「一長」を主眼に今日性の観点から中村鮎葉さんの「国内実況ライブ配信におけるチャネルのコミュニティ的性質の統計分析」を優秀作としました。結論自体に斬新さは乏しいのですが、経験則で共有されていたことが統計により裏打ちされた点を評価しました。一方で、ビジネスへの示唆については、どのような配信が広義の宣伝として有効か、ストリーマーが視聴者を獲得する方法について、知見が欲しかったように思います。
 ともあれ、寄せられました論考は何らかの気づきに富むものであり力作揃いでした。在野の方々の身近な論考という主催者の意図に添ったものでした。その意味で15年ぶりの「懸賞論文募集」は意義あるものとなりました。応募はもちろん、検討、ご興味をもっていただいた方々皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。

株式会社メディアクリエイト 代表取締役、主筆
細川 敦